「パーヒドロポリシラザンPerhydro-polysilazane」という独自物質が、大気中の水分と反応してシリカガラスに転化することを利用しています。クオリティクオーツは主成分パーヒドロポリシラザン(常温・低温焼成分タイプ)により構成されています。形成された膜は無公害の無機質なシリカガラスです。焼却されても、埋められても(金属とともに)溶解されても問題ありません。また、防汚機能により洗剤やワックスなどの石油化学製品や水の使用量を削減することにつながります。21世紀の新しいコーティングとして期待されています。
クオリティクオーツ(無機ポリシラザン)は、硬化後にシリカ(SiO2=ガラス)に転化する、唯一のガラスコーティングです。
スプレーガンでの吹き付け塗装工法なので、細部にもコーティングされ、一度コーティングすれば面倒なWAXがけは不要です。膜厚0.5ミクロン程のガラス被膜は割れたり、剥離せずプラスチックや樹脂、ゴムやメッキなどあらゆるパーツを守ります。オールラウンドコーティングなので車をまるごとコーティングする事が可能です。
クオリティクオーツを応用したシリカコーティングの歴史は、80年代から研究の備蓄によるものです。これまで国内外の特許約150件を出願、70件を取得し1991年に科学技術長官賞、1991年には第45回大河内記念生産賞に輝いています。
最先端コーティング樹脂「有機ポリシラザン」クオリティークオーツは、
化学メーカーと共同開発によって製品化された最新な超撥水性コーティング剤です。
いままで困難であった無機と有機を結合させた化学反応型ポリシラザンコーティングは、
いままでにない特徴を兼ね備えた優れた最先端材料でもあります。
「クオリティークオーツ」は無機タイプの硬度及び耐候性と有機タイプの膜厚及び光沢性を兼ね備え、ハイブリットタイプでは不可能だった超撥水性をもったハイクオリティーな製品に進化した製品です。
クオリティークオーツはsi‐Nの骨格にメチル基CH3有します。
これらが超撥水と膜厚・光沢・耐久性を大幅に向上しました。
「クオリティークオーツ」は一般的なコーティング剤とは違い、膜厚を向上し、なおかつメチル基の比率を向上しているため塗装表面の微細なキズ・塗膜肌の凹凸をうめて平坦な表面を形成してますので水滴がころがりやすく流動性があるため防汚効果に優れています。
一般的なコーティング剤は塗膜の凹凸に汚れが溜まりやすく、撥水機能を保つためのMe(メチルシロキサン樹脂)が長期的に維持安定しずらいです。
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![]() 施工した右半分はブレーキダストの付着が少ない。 |
![]() 撥水試験吸水性の高いファイバークロスに施工して飲料水をこぼしてみました。 |